2016年3月28日 更新
見えないからこそ!背中のニキビケアで女子力アップ!!
背中のニキビにさよなら!人も羨む背中美人になろう
背中の大きく開いたファッションに憧れを持つ女性は少なくありません。そこで気になるのが背中の肌。ニキビができていたり、その跡が“あばた”になっていたり。あるいは黒ずんだりしていると、ちょっと落ち込んでしまいます。
特に季節の変わり目や、ホルモンバランスが微妙な時期は注意が必要。また、「疲れている」「心身共にストレスがたまっている」という場合には、顔だけでなく背中のニキビにも気をつけたいものです。では、自分でどのような背中のニキビ対策ができるのか。また、できてしまったニキビはどうすれば良いのかについて、詳しくご紹介しましょう。
■背中ニキビはどうしてできるの?
背中のニキビは、ホルモンと大きく関係しています。疲労の蓄積はもちろん、ストレスの多い生活や食生活の乱れ、睡眠不足の状態が続くと、ホルモンバランスが崩れやすくなるのです。普段、女性ホルモンと男性ホルモンはバランスの良い状態が保たれています。しかし、体がリラックスしていない状態、つまり緊張した状態になると男性ホルモンが活発化。ニキビを誘発する毛穴詰まりを起こします。
特に肩甲骨の近くには活発な皮脂腺があり、そこに老廃物が詰まってバイキンが付着。炎症を起こしたのが赤いニキビです。脂性肌の人は、そうでない人に比べて背中ニキビができやすいのも特徴。服を脱いだとき、あるいは入浴時にチェックすることが大事です。
■放っておくと大変!たかがニキビと侮るなかれ
「なんだか痛痒い」と思いつつ、「一ヵ所だけだし」「そのうち治るだろう」などと思っている方は、要注意です。背中ニキビは悪化するとひどく化膿する場合があり、病院で切開しなければならなくなることも。傷が大きければ、縫合の必要だってあるのです。
自分でできる対策としては、何と言ってもホルモンバランスを乱さない生活。ビタミンを意識して取りましょう。体が出す疲れのサインには敏感に。疲れを感じたら、ゆっくり心身を休めることです。また、肌を清潔に保つことも大切。ただし、ナイロンタオルで強くこするようなことは避けましょう。
■できてしまったニキビのケア
どんなに対策しても、なかなかコントロールできない自分の体。できてしまった背中のニキビは、後からケアするしかありません。まず大切なのは、きれいに洗うこと。ただし、ニキビケアはソフトが基本です。もし傷ついてしまえば、そこから菌が入り、さらに大きな炎症にする恐れがあります。
刺激の少ない石鹸を泡立て、手で優しく洗いましょう。石鹸成分が残らないよう、きちんと流すことも忘れずに。できれば消毒液をスプレーしておくと、炎症が悪化せずにすみます。ただし、赤みが増したり周囲に炎症が広がったり、痛みが強くなったりするようなら病院へ行きましょう。
◆執筆:山岸 りん