2016年3月17日 更新
顔だけじゃない!背中のニキビケアにもおすすめしたいピーリング
背中ニキビの原因と改善!古い角質はピーリングにおまかせ
背中は自分では見えない部分。だからこそ、気になるのは当然です。実際に多くの女性が、背中に何らかの悩みを抱えています。中でも特に多い悩みがニキビ。今あるニキビはもちろん、残ってしまったニキビ跡も見た目に影響してしまいます。実は背中という部分、顔の次に皮脂腺が多いので、ニキビができやすい部分なのです。そこで「なぜ背中にニキビができやすいのか」という部分から、高い効果を発揮するピーリングについて詳しく見ていきましょう。
■背中の悩み-ニキビの原因
・過剰な皮脂
顔の次に皮脂腺が多いだけではなく、皮膚が分厚い背中。汗をかきやすく、特に暑い季節は毛穴が詰まりやすくなります。
・刺激や摩擦
お風呂で背中を洗うとき、過度な刺激や摩擦を与えることで皮膚が傷つき、ニキビを悪化させます。特に化学繊維やナイロンは、刺激が強いので注意しましょう。
・ホルモンバランス
過度のストレスや睡眠不足、生理などは、皮脂の分泌に深く関わっている黄体ホルモンを過剰に分泌させます。ホルモンバランスが崩れると、顔はもちろん、背中にもニキビが発生しやすくなるのです。
・シャンプーや洗剤
入浴の際、シャンプーやボディソープなどのすすぎ残しに注意しましょう。毛穴を詰まらせ、ニキビができやすい環境を作ってしまいます。
■背中ニキビの改善
<自宅でピーリング>
ニキビの予防や残ってしまったニキビ跡の改善には、「AHA」と呼ばれるフルーツ酸配合の石鹸を使うのが効果的です。フルーツ酸はピーリングに使用される成分。肌の表面にある古い角質を取り除き、代謝を活発にしてターンオーバーを促進してくれます。ただし、ピーリング石鹸を使ったとは乾燥しやすく、それが新しいニキビを作る原因になります。そのため、保湿を充分に行うことが大切です。
<サロンやクリニックでピーリング>
・ケミカルピーリング
皮膚にフルーツ酸を塗り、蓄積された古い角質を溶かして取り除きます。これによって皮膚を活性化させ、ターンオーバーを正常化。ニキビ跡を改善へと導きます。また、コラーゲンの再生を促進し、お肌にふっくら感を与えます。施術を受ける施設にもよりますが、だいたい5~10回ほどの回数が必要です。
・ダイヤモンドピーリング
ダイヤモンドを使って皮膚表面の古い角質を削り落とすもので、特に凸凹になったニキビ跡に向いています。皮膚にカンナをかけるようなイメージですが、痛みはほとんどありません。角質の乱れが改善され、キメが整ったなめらかなお肌に導いてくれます。3週間ほどの間隔で、約5回の施術が必要です。
◆執筆:青島 幹子