2015年5月1日 更新
発表!「肩こり県」ランキング、第1位は!?
◆ 「気象条件」と「肩こり」って関係あるの?
パナソニック株式会社は、全国の20~60代の男女8360名を対象とした肩こりに関する意識・実態調査を実施(※)。これを元に、「47都道府県肩こり県ランキング」を作成しました。
この調査では、肩こりの頻度(9段階)、および程度(5段階)を自己評価し、各50点満点、合計で100点満点となるように得点化。各都道府県の総合点(平均)を算出しました。
結果、1位は鹿児島県、2位福島県、そして東京都が3位にランクイン。鹿児島県は“強い肩こり”を感じている人が多く、福島県、東京都は肩こりの“頻度”が高い傾向にありました。
一方ランキング47位、つまり「肩こらない県」となったのが沖縄県。肩こりをまったく感じていないと回答した人が全国1位の21%で、肩こりを感じる人でも「非常にこっている」とした人は28%と全国平均(35%)を下回っています。
ここまでの感想! これ、一体どんな関連性があるの? 肩こり県のトップ3は九州、関東、東北とエリアがバラバラ。一方、肩こり県、肩こらない県のトップは鹿児島、沖縄と非常に近い位置にある。さらに男女別で見ると、肩こり県の男性トップ3は鹿児島県・香川県・福島県、女性は岡山県・長崎県・東京都の順となり、ますます混乱してきます。どうやら気象条件と肩こりはあまり関係がなさそう……。
◆ さぁ、「なんくるないさ~」とつぶやこう
謎を解き明かしてくれたのは、県民性研究の第一人者であり「県民性博士」の異名をもつ矢野新一氏。同氏によると、総合・男性ランキングともに肩こり県ナンバーワンとなった鹿児島県は、歴史的に男性上位の風土。芯が強くしっかり者で、根性がある人が多いといわれる“九州男児”ですが、「男らしく強くあらねばならない」と思うあまりストレスを抱えやすいという側面も。これが肩こりにもつながっているようなのです。
「肩こらない県」1位の沖縄県についてはどうでしょう。こちらは順当という印象ですが、方言の「なんくるないさ~」(何とかなるさの意)に表れているように、都市圏のようなセカセカとしたムードが薄く、待ちあわせをしても定刻に集まる人は少ない。全体的に大らかな人が多い傾向にあるといいます。運動不足、姿勢の悪さ、ストレスなど、肩こりの原因はさまざまですが、今回の調査から、ストレスなどのメンタル要因については少なからず「県民性」が関与していると考えられそうです。
そこでEPARKリラク&エステ編集部から、肩こり予防法を提案! いえいえ、沖縄に住めとはいいません。お金も時間もかかりません。「あー、なんかやばい」「大丈夫かな、オレ」と思ったら、“ちんすこう”でも食べながら沖縄の海を思い浮かべて、「なんくるないさ~!(何とかなるさ)」とつぶやいてみましょう。ほら、ふっと肩の力が抜けていきませんか?
それでもダメなら、プロの手を借りるべし!
※2015年5月1日の「おうちリフレ」(EW-NA65)発売に際し、2015年1月30日~2015年2月4日の期間、インターネットで調査を実施。