2016年4月21日 更新
「小顔」に近づくための美容習慣、何が正解なの?
むくみのせいで顔が大きくなっている!?本来の自分の顔サイズになりたい!
女優さんやモデルさんのようなすっきりとした「小顔」は、女性の永遠の憧れ!朝イチの鏡や写メを見たときに、「どうしてこんなに顔が大きいの!?」なんてがっかりしたことはありませんか?でも本来の自分の顔サイズは、鏡や写メの姿より小さいかも。実は、血流の悪い状態がむくんだ顔を作っているだけなのかもしれません。少し手をかけてあげるだけで、本来の顔サイズまで“顔やせ”できる可能性があります。
25歳~55歳の女性320名に小顔に関するアンケートを行った結果、このような内容になりました。
【美容鍼やかっさなど、小顔のために続けている習慣はありますか?】
ある 16.6%
ない 83.4%
美容感度の高い女子は続けています!お金をかけなくてもできる「セルフ小顔テク」って?
アンケート結果を見ると、2割以下の方しか小顔のための美容習慣を実践していないという事実……。意外と少ないなと感じる方もいらっしゃるのでは?
テレビで紹介されたり、モデルさんがやっている方法があったりと、ひとくちに小顔テクといっても手法はさまざま。
そこで、小顔のために続けている習慣についてアンケートで伺ったところ、53名の方がセルフケアの方法について教えてくれました。
●最も多かった小顔テクは「マッサージ」
一番多い回答が、マッサージを行っているというもの。ただし、マッサージといっても方法は人それぞれ。
「リンパマッサージを月数回する」(34歳・女性・高知県)
「メイク落としで、顔をリンパマッサージしています。むくみがとれて、いいと思います」(38歳・女性・神奈川県)
「小顔ローラーを、お風呂に持ち込む」(37歳・女性・北海道)
マッサージで血流をよくし、顔にたまった老廃物や水分を血管やリンパ管に戻すことは小顔にはとても効果的で、しかも即効性があります。皮膚をこすりすぎないようにクリームやオイルをつけて、優しくマッサージをしましょう。冷え性の方は手を温めることもポイント。マッサージとともに顔の筋肉をほぐすのも効果的です。
●積極的に顔を鍛える「顔体操」
さまざまな表情筋を鍛えることで血行を良くしてたるみをなくし、顔を引き締める、顔体操派の方もいました。
「顔面体操をしています」(40歳・女性・北海道)
「湯船に入ってるときに上を向く」(31歳・女性・神奈川県)
「顔面ストレッチが欠かせません」(53歳・女性・愛知県)
なかには、「へん顔をしています」(43歳・女性・福岡県)といった回答も。
方法はいろいろですが、基本は表情筋を鍛えること。これにより、小顔とともに若返り効果も期待でき、ハリと弾力のある引き締まったフェイスラインに。続けることで、老け顔とサヨナラできるはず!
●プロの技を再現「美容グッズ」
顔のマッサージを手軽に行えるさまざまな美容グッズが存在しますが、アンケートでも道具派の方がいました。
最も多かったのは「かっさ」。年代を問わず、多くの方に支持されています。かっさプレートは持ち歩きにも便利で、お風呂場でも旅行先でも気軽に使えます。
他にも大き目のローラーが心地よい「リファカラット」(38歳・女性・千葉県)、
「美顔ローラー」(42歳・女性・栃木県)、
鍼灸院で購入した「セルフ鍼」(55歳・女性・宮城県)といったアイテムも。
そもそも顔のむくみってどんな状態?
人の体の水分量は体重の約60%にもなるため、血管やリンパ管などの流れというのはとても重要。通常は血管やリンパ管から染み出た水分は、同じ分だけ血管やリンパ管に吸収されていきます。ところが体内の水分バランスが崩れると、水分が皮下にとどまってむくみとなってしまうのです。
顔のむくみを感じやすいのは、朝起きてすぐ。就寝で長時間横になっているため、夜の間に染み出た水分がとどこおり、顔にも溜まってしまった状態なのです。特に飲み会の翌日などは、アルコールの利尿作用や分解のために多くの水分を必要とするため、顔がむくみやすくなります。また、女性に多い冷え性も、血液の循環が悪いために水分が留まってしまい、むくみの原因となります。
小顔に近づくには「むくみ対策」が重要なこと、おわかりいただけたでしょうか。
やっぱり頼りになるプロの手
いろいろとご紹介しましたが、セルフケアには限界があることも確か。
「マッサージを続けているのに、いまいち効果がわからない」
「来週のパーティまでに、スッキリさせたい」
そんなときには、プロにお任せするのが安心です。
フェイシャルエステや小顔矯正のほか、体の歪みが顏のむくみを招くこともあるので、整体やカイロプラクティックで歪みのチェックをしてもらうのもおすすめ。
自分にぴったりの小顔ケアを見つけて、もっとメイクやおしゃれを楽しみませんか?
◆執筆:橘あゆみ
<プロフィール>旅行代理店・旅行雑誌の制作を経て、編集や執筆をしています。美味しいパンとワインとキャンプが趣味。運動不足のため、どこでも気軽にできるヘルスケアが気になっています。