2016年4月19日 更新
エステ業界からママモデルに転身!子育てをしながら美をキープする美容法とは?
美容業界の職から離れ、出産後にスカウトされてモデルの道に
美容師~エステ業界で活躍した過去を持ち、現在は一児の母でありながらTVCMや雑誌などでも活躍するモデルの笹口直子さんに、美の秘訣について伺ってきました。
笹口さんは以前に美容師として働いていましたが、体調を崩し、エステ業界に転職。その際に「美容学」を基礎からしっかり学んだそうです。出産後の6年前に、ベビーカーでお子さんと一緒に街を歩いていたときにスカウトされ、「子どもと一緒にできるお仕事なら…」と、ママ雑誌のモデルとしてデビューしました。
モデル業といえば、予定が不規則だったり時間の拘束も長かったりと、育児との両立が一見難しそうですが、普段心がけている美容法などはあるのでしょうか?
誰にでも取り入れやすい、現役ママモデルが続けている「ながら運動」とは?
小学生の頃からお母様と一緒にヨガを続けているという笹口さん。「ヘルシービューティー」を常に意識していて、昨年からはパーソナルトレーナーのもとでキックボクシングも取り入れているとのこと。
エステ業界で学んだ笹口さんの考える「ヘルシービューティー」とは、単に細いだけでなく筋肉がしっかりしていること。モデルの中には、過酷な食事制限をしてスリムな体型をキープしている人も多く、生理が止まってしまうなど体調を崩した人も実際にいるとか。そんな人たちを間近で見ているからこそ、笹口さんは筋肉(体幹)やスタミナ面に重きを置いているそうです。
「自分の体の状態と常に向き合って、何かを食べたい時はがまんせずに運動で代謝をあげることにしています。そうすれば、心も体も元気になれますよ」
そんな笹口さんが毎日の生活の中で実践しているのが、毎日の家事や生活をしながらの「ながら運動」。さっそく方法を教えてもらいました。
★信号待ちの際は、極力つま先立ちをする
★お皿洗いの時に足上げをする
★コテ(ヘアアイロン)を温めている数分間に「脚のエクササイズ」をする
≪脚のエクササイズ≫
①スリッパまたは靴下を履いた状態で、背中を伸ばして正面を向き片足は内側に力を入れつつ、もう片方の足を横に滑らせるようにスライド(スライドしていない足は屈伸したような状態)
②スライドした足を元に戻したら完了
「かなりきついので最初はつかまるところがあるとやりやすいですが、手に力を入れずに脚の力だけを意識するのがポイント。太ももの引き締め、ヒップアップに効果的ですよ」とのこと。
★メイク中、マスカラ下地が乾くまでの間に「二の腕のエクササイズ」をする
≪二の腕のエクササイズ≫
テーブルやソファの背もたれなどに後ろ向きで手をつき、仰向けの状態で腕立てを行う
笹口さんが取り入れている「ながら運動」は、すぐにでも真似できそうなものばかり。
これを毎日意識して続けることが美をキープする秘訣なのかもしれません。
皆さんも参考にしてみてください!
子育てをしながら「美」をキープするために、意識していること
ヘルシービューティーの意識に加え、ただ単に外見が美しいだけでなく、内面もキレイでいることを心がけているという笹口さん。“ママだから”を理由にやりたいことをあきらめずに、遊ぶ時は思いきり遊び、周りの声を聞きすぎないようにするなど、ストレスを溜めないようにしているそう。
空いた時間にはエステサロンへ行き、最新の施術について知ったり、リラックスしながら“女であること”を実感したりと、リフレッシュも大切にしているようです。
また、キレイであるための大切なベースとなっているのが、6歳の娘さんの存在。「娘はちょうど“かわいくなりたい”とか“オシャレをしたい”と思う年頃なので、そのためにも、いつも娘が憧れるようなママでいたいと思っています」。
娘さんの憧れの存在になりたいという気持ちが、何よりも笹口さんの美への原動力となっているのかもしれません。
◆執筆:田中直子
<プロフィール>ライター、コピーライター。アットコスメ、オールアバウトなどの女性向けwebメディアを中心とした取材記事の執筆をはじめ、音楽評論家としても活動。美容・コスメ・料理など女性たちの身の周りにまつわるテーマを得意領域としている。
◆取材協力:笹口直子
<プロフィール>雑誌広告、TVCM、WEBにて、モデルとして活動中。美容師~エステ関連の業務に従事した経験を活かし、美容記事やファッション、お料理、インテリア、ハンドメイドについての記事を執筆。美容師免許の他、ネイル・花道・茶道・着付け講師・耳つぼジュエリスト・色彩検定などさまざまな資格を持つ。Amebaオフィシャルブロガー。